今を生きていない

Life

2019年4月13日午後2時。

土曜の昼、特にすることもなく大学に来て本を読む。

村上春樹の『海辺のカフカ』。

本を読んでいるとふと、頭にあることがよぎりブログを書かずにはいられなくなったので書くことにする。

時間感覚の変化

「私はいつからこれほども待つことができなくなってしまったのだろう。」

「私たちはいつから『時間の速さ』感覚が狂ってしまったのだろう。」

科学技術や情報技術、通信技術の発達により様々なことが短時間でできるようになった。

時間の無駄が格段に減った。

ウェブへのアクセスなんて、ひと昔と比べたら何倍もはやい。

送信ボタンを押した瞬間に相手に届くメッセージ。

サブスクリプション型の動画配信サービスが現れたことによりCMを見る必要がなくなった。

カーソルを動かせば自分のみたい部分だけを切り取って動画を見ることができる。

私は時間を操ることが可能になったといっても過言ではない時代に生きている。

 

本を読んでいるはずなのに頭には次に何をしようかということ。

なかなか本の内容が頭に入ってこない。

常に現在行なっていることと同時進行に1秒・1分・1時間先のことを考えて今、この瞬間に本に集中することができない。

何とも時間に支配されている感覚に陥る。

私は今を生きることをしなくなっていることにふと気がついて何とも恐ろしい感覚に襲われた。

これは言語化しなければ消化できないような感覚。

そしてブログに書かざるを得なかった。

そんなことを考えてブログを書いているあいだにも途中になっている本の続きを気にしながら何時に帰ろうかなんて考えている。

 

いまを一瞬をだいじにしよう。

 

Kana